日本三名狸! 太三郎狸ゆかりの屋島レポート(高松)
1年以上経ってしまいましたが(執筆は2025年9月3日)記録を!
香川県高松市、屋島。南北に長い小高い台地が瀬戸内海に張り出した地域だ。
屋島寺
ここに屋島寺がある。この寺は八十四番札所で、お遍路の人もちらほら見掛けた。
本堂のわきに高名な狸が祀られている。屋島太三郎狸である。
弘法大師(空海)が霧深い屋島で道に迷ったとき、蓑笠を着た老人に山上まで案内され、その老人が実は太三郎狸が化けたものだった、という伝説がある。
太三郎狸は数々の善行をつんだために土地の地主の神として祀られたそうだ。
"四国狸の総大将とあがめられ、その化ケ方の高尚さと変化妙技は日本一であった"とのこと。
しかし「禿」「禿狸」などとも呼ばれるそうで。それでいいのか、面白い距離感だ。
さてその蓑山大明神。
鳥居の並ぶ立派な参道と、その入り口左右には鳥居と同じくらいの高さがあるでかい狸像がある。
その奥、正面にも信楽焼の狸像が。
突き当りを少し左手に進んだところに塚がある。鳥居の仰々しさに比べるとこぢんまりした囲いの中に所狭しと狸像が置かれている。古いものも、比較的近頃のファンシーなものも見られた。
その奥にも鳥居が続く。こちらは蓑山大明神とはまた別で、稲荷神社だった。つまり狐である。
こちらも狐像が多めでかわいい。
本堂の方に戻る。
こちらは鬼? かわいい像の多いお寺だ
授与品にも太三郎関連のものがちらほら。
土鈴と絵馬をいただいた。
やしまーる
屋島寺から山を登って屋島の北端に「やしまーる」という施設がある。お土産物屋、レストラン、展示室やシアターまである複合施設だ。
瀬戸内の海を臨む
たぬきケーキをいただいた。
お土産物も太三郎狸にちなんだものがいくつかあった。
写真はたぬきまんじゅう。
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