谷町線はたぬまち線?! 2024.02 大阪たぬきレポート

 2024年2月、大阪のたぬき所を調査した。その記録である。

事前調査

大阪駅近くで用事があったため、だいたいそのあたりについてGoogleマップで狸らしいところを調査した。
地下鉄の谷町線沿いにいくつか見つかった。谷町線はたぬまち線であったか(早速のタイトル回収)。

初日は夜まで大阪駅。大阪駅から谷町線の東梅田駅は歩ける距離のようだ。宿を谷町線沿い・天満橋そばにとり、翌日の調査に備えることにした。


さて翌日。

堀川戎神社、榎木神社(地車稲荷)

……の前に、大阪天満宮に行った。暖かな日差し、澄んだ空気、梅が見頃でよかった。

そして堀川戎神社に。狸ポイントはその境内、鳥居をくぐってすぐ右手にある榎木神社である。地車稲荷とも言われる。地車吉兵衛なる老狸が祀られているそうだ。

のだが、榎木神社の中には狸らしいものは何も見当たらない。「稲荷」とあって、狐はある。小さな社殿の周りに車を引く絵の絵馬がいくつもあり、それも茶色い狐が車を引いている、と思ったがどうやらそれが狸らしかった。むずかしい。

狸坂大明神

強そうなお名前である。堀川戎神社近く南森町駅から谷町線に乗り、ぐーっと南に下がって谷町四丁目で降りててくてく。南大江公園という、長方形の公園の南西端あたりにあった。

強そうなお名前だが強そうな狸はおらず。鳥居に「狸坂大明神」の看板(?)が掲げられている他は狸らしいものは何もない。由来の掲示もなく不明だが、狸坂はたんなる地名であって、ここが狸を祀っているわけではないのかもしれない。

UHA味覚糖ビル

来た道を戻るのもつまらないからさらに南に歩くとしばらくしてUHA味覚糖ビルを見つけた。仔細割愛するが面白かった。しば漬けのぷっちょを貰いました。

また、次なる目的地・龍渕寺にだいぶ近づいた頃だったか、十に迫るか超えるかという数の狸像が並ぶすし屋があった。その狸像の群の中、梟像がまぎれこむようにいた。

龍渕寺

狸像がたくさんあることで有名なお寺らしい。と聞いて行ったがまあ誠にたくさんありました。
2m超の大きな像から、5cmないような小さな像まで。また炉のようなもの、瓶のようなもの、色々であった。
信楽の狸は時代とともに顔つき体つき持ち物に変遷があると聞く。ここには色々な狸の品があり、これは古いものかあれは新しそうだと考えるのも面白かった。

源聖寺坂、西田辺狸地蔵

これらもだいたい谷町線沿いにあり行きたかったが時間が許さず。いつか参りたいものです。

その他おおさか

旅の記録までに、他のことも印象深いものをメモ画に入れた。新大阪駅新幹線ホームと改札階をつなぐエスカレータ、日本弁理士会関西会、地下鉄の社員専用改札、ミャクミャク絵柄のマンホールも。

コメント

このブログの人気の投稿

2024.04 シンガポールたぬきレポート

2024.05 狸菩薩お詣り(相模原)